春夏と秋に分かれている1936年を合算して1シーズンのようにしたものです。この年はリーグ戦ではなく、総当たりとトーナメントの大会によって行われたため試合数が球団ごとに違っています。特に巨人は春にアメリカ遠征があり春夏の試合数が少ないです。
成績は日本プロ野球記録1936さんより。
もし興味がありましたらExcelファイルも併せてご覧下さい。
【チーム打撃成績】
【チーム投手成績】
【チーム守備成績】
春夏シーズンの守備成績がなかったので秋のみです。
【打撃ランキング】(規定132打席)
規定打席は現行ルールでは(所属球団の試合数×3.1)なのですが、試合数がバラバラで球団ごとに規定を確認するのが手間なので平均試合数を基準にしました。(298÷7×3.1≒132)
【投手ランキング】(規定43投球回)
規定は打席と同様に平均試合数を基準に現行ルール(試合数×1)に従いました。(298÷7×1≒43)
【個人タイトル】
私的MVP
山下実(阪急)
打率.348(2位)6本塁打(1位)33打点(4位)OPS.969(1位)を記録。塁打、出塁率、長打率1位、安打2位と「和製ベーブ」の異名に恥じない大活躍。
宮武三郎(阪急) .355
山下実(阪急) 6本
景浦將(タイガース) 38点
最高出塁率
山下実(阪急) .458
藤井勇(タイガース) 63本
景浦將(タイガース) 1.06
最高勝率
景浦將(タイガース) 1.000
【私的ベストナイン】
投手 沢村栄治(巨人)防御率1.18(2位)14勝(2位)3敗 勝率.824(3位)123奪三振(2位)
タイトルはないが総合的には一番だと判断。景浦は内容は沢村以上だが投球回が少ない。
捕手 小川年安(タイガース)打率.342(3位)0本塁打 30打点
出塁率.451(2位)長打率.434(3位)OPS.885(2位)の好成績。
一塁手 山下実(阪急)打率.348(2位)6本塁打(1位)33打点(4位)
二塁手 苅田久徳(セネタース)打率.266 1本塁打 20打点 27盗塁(1位)
説明不要の稀代の名二塁手。
三塁手 景浦將(タイガース)打率.275 2本塁打(5位)38打点(1位)防御率1.06(1位)6勝0敗 勝率1.000(1位)31奪三振
投打だけでなく守っても抜群の守備率。二塁打も14本で1位。
遊撃手 高橋吉雄(名古屋)打率.253 3本塁打(2位)28打点
翌年本塁打王。
外野手 藤井勇(タイガース)打率.335(4位) 1本塁打 19打点
外野手 山下好一(阪急)打率.331(5位)1本塁打 32打点(5位)
出塁率.446(3位)長打率.431(4位)OPS.877(3位)の好成績。
外野手 中根之(名古屋)打率.328 0本塁打 11打点
現実の秋期首位打者。