バカ肩国久
ミート
この年以外は低打率ですが、この年の傑出度はなかなか。
弾道 パワー
強打の選手とされていたようだが、通算1435打数4本塁打では高くできない。「関西電鉄リーグ戦」という南海、阪急、阪神での非公式戦2試合で3本塁打放ったこともあったそうですが。
走力
俊足だったようですが、あまり足についての話がないのでそこそこに。
肩力
あの景浦將よりも強かったといわれる強肩の持ち主で、遠投で127mを記録。
守備力
少し平均より下。
捕球 エラー
二塁手平均守備率.951なので81試合29失策守備率.943は当時でも悪い。
チャンスE
二番というのもあるだろうが、打撃成績が優秀な割に打点が少ない。
キャッチャーF
少ないが毎年捕手としての出場がある。
盗塁B 積極盗塁
この年の成功率は不明だが、安定してリーグ上位の盗塁数であり、1942年に28盗塁4盗塁死を記録している。
走塁A 積極走塁
リーグ2位の11三塁打。
送球B
国久の盗塁阻止率は「企図数18、許盗塁8、盗塁刺10」で5割5分6厘となり、これだけでも高い盗塁阻止率ではありますが当ブログが大騒ぎする程の数字でもありません。数字の中身をさらに精査すると、許盗塁8個には、一三塁からの二盗が4個と重盗の合計6盗塁が含まれており、これを除くと盗塁阻止率は8割3分3厘に跳ね上がります。
内野安打〇
セーフティバントをしていたりするのでなんとなく。三塁打が増えるようにというのもある。
まずこれだけの強肩の選手が二塁を守っているのも不思議ですが、その強肩で捕手としても活躍しているのがとてもユニーク。このような想像できないような選手がいて昔の野球も面白いですね。