両打
Wikipediaで情報が錯綜してますが、職業野球!実況中継さんなどを見る限り、どちらの打席にも立っていたこと自体には間違いなさそうなので。
弾道 パワー
本塁打7本は鶴岡(10本)、景浦(9本)に次ぐ3位。
走力
快足とのことなので。ランニングホームランを放っている。
肩力
強肩。どの程度かわからないので抑えめに。
守備力 守備職人
戦前一のセンターとのことなので。もう少し高くてもよかったか。
捕球
外野の平均守備率.975の中で.992(通算でも.989)と高守備率。
チャンスB
打撃成績に対して打点が多い。また57打点はリーグ3位であり、上位二名は堀尾よりも打撃成績が優れていて強力打線で打点が稼ぎやすい巨人の選手である川上哲治と中島治康である。
盗塁C
走力が高く、そこまで盗塁が多いわけではないので。
走塁C
三塁打5本+ランニングホームラン1本(多分)。ただ当時は三塁打が出やすいのでBびはせず。
送球B
本塁送球はストライク返球だったらしいので。ただチーム全体的に補殺が少ないのは気になる。
プルヒッター
翌日の読売新聞によると、6回の堀尾のタイムリーについて「堀尾が珍しくも遊撃左に適時安打を放って」という記述が見られます。ジミー堀尾文人は元来スイッチヒッターですが、日本では左打席で打つことが多かったようです。仮にスイッチを続けていたとしても相手は野口二郎ですから左打席での出来事でしょう。この記述から堀尾がプルヒッターであったことがうかがえます。更に、ショートの左を抜ければ普通は左前打になりますが、スコアブックの記載は下の写真のようにセンター左への当りであったようです。ということはショートがプルヒッターの堀尾に備えて二塁ベース後方に位置する「ジミーシフト」を敷いていたことがうかがえます。
職業野球!実況中継: 14年 セネタースvsタイガース 2回戦
粘り打ち
三振率.061と優秀。(リーグ平均は.110)
初球〇 積極打法
堀尾は第一打席はスリーボールナッシングからの4球目を三ゴロ、第二打席はツーボールナッシングからの3球目を右前打、第三打席は初球ファウルからの2球目をホームランと、積極的にファーストストライクから打っている。一番打者の堀尾が第一打席でノーストライクスリーボールから手を出すとは待球主義の当時では考えられない暴挙で、2012年であっても一球待つところでしょう。ハワイ生まれの日系二世ならではの積極打法でした。
職業野球!実況中継: 15年 タイガースvsセネタース 7回戦より
強振多用
日本式の当てにいくバッティングではなく、当時の日本では異端とされた振り切る打法だったとのこと。