MLB史上最低の打者
打撃能力が極めて低く、打撃においていくつかのメジャーリーグ最低記録を残したため、しばしば「史上最低の打者」と評される。ただし守備能力は高く、守備に関してはメジャーリーグ史上屈指の捕手であるとも評される。
全体としては試合数やfangraphsのWARなどから一番良い成績と思われる1908年をベースにしてますが、通年査定です。
打撃
ミートは1903年に打率.227と好成績を残しているので高く。しかしオーペナで安定して2割打ててしまうので、高くしすぎたかもしれない。ここはMLB補正ということで。
本塁打0本の選手のパワーはよくわからない。
走力
現代の感覚では三塁打が多く思えるかもしれないが、当時としては特に多くなく、盗塁も少ないのでこの辺りで。
守備
肩力は逸話が多いのでかなり高く、守備力も高く。
捕球は守備率自体は低いが、評価が高いことと、1908年の守備率.989は当時のMLB記録であることから高めに。
キャッチャーC
チームが弱いので迷ったが、捕手として守備面が評価されていることから付けるべきだと思った。
盗塁E
fangraphsのwSBが低かったので。
送球C
Baseball-Referenceにリーグ平均盗塁阻止率45%とあり相対的に高くないのと、バズーカ送球があるので抑えた。
バズーカ送球
マイナーリーグのフォートウェイン・インディアンズ時代には、チームが無死満塁というピンチを迎えた際、塁上の3人の走者すべてを牽制球で次々とアウトにしたこともあった。
1909年8月23日のセントルイス・カージナルスとの試合でバーゲンは6つの盗塁阻止を記録し、これは単独試合の最多盗塁阻止記録として現在まで残っている。バーゲンの通算盗塁阻止率は47.3%であり、1906年と1909年にはナショナルリーグ最多の盗塁阻止数を挙げている。
メジャーリーグ在籍11年に対して通算出場は947試合であり、毎試合必ず先発出場するような選手ではなかったが、捕手として歴代9位タイの通算1444補殺を記録している。また11年間でシーズン100補殺を9回記録している。これは在籍18年間で10回記録したレイ・シャークに次いで史上2番目に多い。
頭脳的な面でも優れた捕手であった。ニューヨーク・ジャイアンツのラリー・ドイルがメジャーリーグに昇格して間もない頃、バーゲンは打席のドイルにいかにも親切そうに話しかけて得意コースや好きな球種を聞き出し、裏をかいてドイルを抑えたという。