胴上げ投手になるも引退
この年も抑えの切り札として28セーブを挙げ中日の11年ぶりのリーグ優勝に貢献したが、シーズン中盤の6月に3連続で救援失敗をするなど安定感が薄らいだ事などから、この年のシーズン限りでの現役引退を表明。引退会見では6月の時点で引退を申し入れたものの、当時の監督であった星野仙一から慰留されていた事や、選手兼任コーチとして契約するという球団側の提案も打診されたが固辞したことも明らかにしており、「それを乗り越えて優勝に貢献できたが、この辺でやめた方がファンにいいイメージを残したまま選手生活を終えられると決意した」と語っている。中日のリーグ優勝の際に胴上げ投手となり、ダイエーとの日本シリーズ第4戦でも登板するなど、華々しい引退となった。
1999年成績
防御率2.61 1勝2敗28セーブ 39登板 31投球回 34奪三振