本塁打か三振か。愛すべき打点王。デカちゃんこと、杉山悟
パワーのあるバッティングがスカウトの目にとまり、軟式野球のチームだったユタカ産業から1948年に中日ドラゴンズに入団。
入団2年目の1949年には31本塁打をマーク。1952年に27本を打ち、本塁打王のタイトルに輝く。同年に、ベストナインも受賞する。
1954年には打点王と2回目のベストナインを獲得する。この年は主に5番を打った。この年の日本シリーズ第1戦で、西鉄の西村貞朗から頭部に死球を受けた。チームは日本一となったが、その後、死球禍で腰が引ける癖が付き、成績を次第に落とした。
身長180cmを超える体だったことから、「デカちゃん」の愛称で知られた。
1954年成績
.273 28本 91打点 11盗塁(.478)
チャンスB
走塁C 積極走塁
通算ランニングホームラン5本は日本記録。
サヨナラ男
7月10日国鉄戦で単打、8月3日大阪戦で本塁打、10月18日洋松戦で単打の計3本のサヨナラ打。
三振
三振王
併殺
併殺王